『友だち100人できません 無理しないで生きる・考える心理学』より

本の学び

『友だち100人できません 無理しないで生きる・考える心理学』(諸富 祥彦 著)

Bitly

・和を以て尊しとなす という考えこそ、ガン
・人間関係を整理する
・人間関係を、とりあえず別の場所に「預ける」
・前向きに生きない

・和を以て尊しとなす という考えこそ、ガン

「1年生になったら」という歌がありますね。

私たちはこの歌によって「友だちは多いほうがいい」と自然に思いこまされてしまって、大人になってもずっとその呪縛から解き放たれないでいます。

しかし、そもそも「友達が多いほどいい」なんて、いつ誰が決めたのでしょう。

自分を押し殺してまで人に合わせるのが美徳だなんて…。

こういう考え方を、心理学では「失恋恐怖」といいます。

だれからも好かれたい、みんなから愛されたいという気持ちが強く、それを失いたくないがゆえに、自分を抑えてしまうんですね。

一緒にいても楽しくないと感じる相手とも、だらだらとつきあってしまうことが多いのです。

けれど、そんなことを続けていたら心が疲れてヘトヘトになり、やがて身体までこわすことになりかねません。

・人間関係を整理する

自分らしく、楽しく生きるためには「ひとりでも大丈夫」という心がまえが必要です。

そのためには、まず、人間関係の整理から始めましょう。

少々勇気がいるかもしれませんが、日頃、しぶしぶつきあってきた人との関係を断ってみる。

その人と会っていた時間や気遣いを、自分自身のために使ってみるのです。

すると、なんといままで無駄なことをしていいたかと己の愚かさに気付かされるはずです。

・人間関係を、とりあえず別の場所に「預ける」

人間関係を「切る」「捨てる」、友人のもとを「去る」という言葉に抵抗がある方もおられるでしょう。

人間関係を、とりあえず別の場所に「預ける」

絶縁はしないけれど、距離を置く。

年賀状を出すのをやめる。

自分から電話をかけない。

ふだんから留守電にしておく。

こんな小さなことから始めるといいでしょう。

・前向きに生きない

つねに「前向きが善、後ろ向きが悪」とするような考え方は、すごく人工的で不自然。

自然体で行きようとすれば、私なんていつも迷って困っているし、悩んだりクヨクヨしてばかり。

でも、それが人間のナチュラルな在りようではないでしょうか。

ちょっと周りみ見回してみてください。

あの人もこの人も「前向き人間」ですか?

「前向きになれない自分はどうしようもないダメ人間なんだ」と自分を責め、ますます悩みが大きく深くなって、どんどんつらくなっていく。

悩みの専門家の私からすると、「前向きに生きよ」的なメッセージ一色の自己啓発本、いわゆるポジティブ・シンキング本は罪作りな本。

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