自己有用感爆上がりの1年生補助

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2024.04.12 発行
実感教育メルマガ2349号

私の授業はこんな感じで、

_月火水木金
1_____
2_理理書_
3社社_理理
4書書社理理

週に12コマです。

その他の時間は主として補教(補欠)
に入ります。

年度初めで、まだ出張等も少ないため、
補教の出番がありません。

それで、当面の間、1時間目は1年生の
補助に回ってもらえますか? 
と、教頭先生から打診がありました。

早速、1年生の教室に向かいます。

とはいえ、担任経験は2年生までしか
ないこの爺さんに、1年生の補助が務
まるのでしょうか。

しかも、授業をするならまだしも、補
助員ですからノウハウを全く知りませ
ん。

どうか、足手まといになりませぬよう
に…、ナンマイダブナンマイダブ…


さて、1年生のあるクラスをのぞきま
した。

担任の先生が、半数の子を連れてトイ
レの指導に行っていました。

教室には半数の子が残っています。

この子たちがすばらしい!

全員、黙って、自分の席に座ってじっ
と待っています。

近頃の1年生の教室では、とんとお目
にかからない光景です。

これなら、何とかなるかもしれないと
安心しました。

結局、2時間目も空き時間に変更にな
ったため、1,2時間目を1年生と一緒
に過ごしました。


1年生と過ごして、あらためて思った
ことがありました。

1年生を教えるのは確かに大変です。

しかし、1年生を教えていると、

自己有用感、自己効力感が爆上がりし、
承認欲求があふれるほど満たされます。

1年生はできないことも多いです。

・まっすぐ歩けない
・並べない
・話が聞けない
・説明の意味が分からない
・名札がつけられない
・話ができない
・ファイルに紙が入れられない
・服が着られない

等々。
数限りなくできないことがあります。

それらを手伝ってあげたり、やってあ
げたりしていると、

自分はできる
自分は役にたっている

という思いを常に感じ取ることができ
ます。

さらに、1年生は人なつこいです。
すぐに話しかけてきます。

そうでない子もいますが、
そういう子も露骨に嫌な顔はしません。

先生、先生と声をかけられ
にこにこと話しかけられ
嫌な態度はされないのですから、

ものすごく注目され
嫌われることがないのです。

常に承認欲求が満たされています。
しかもあふれるほど。

そう考えると、1年生の先生も大変さ
ばかりではないなと思えます。

人の幸せが「自己実現」から「いごこ
ち」や「つながり」にシフトしている
現在では、特にそう思えます。

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