『「うまくいかないことばかり」が改善される 心がラクになる思考法』(細野 正人 著)
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・生きづらさ解消の切り札は「メタ認知力」を高めること
・「メタ認知的知識」は自分自身の行動を修正するベースとなる経験や知識のこと
・「メタ認知的活動」は、蓄積したメタ認知的知識をもとに、自分の日常的な行動を修正していこうとする活動
・第一印象が変わりにくいのは、人間が持っている基本的な思考が関係
・メタ認知を使って人間関係を改善する5つの手順
①相手に対して嫌な印象を出しているが接触は避けられないと考える → 認知
②精神的に近づきすぎずに接する方法を考える → メタ認知的知識
③自分がつらくない程度で、その方法を試しながら接する → メタ認知的活動
④自分のつらさや相手の反応を評価する → モニタリング
⑤もっと距離をとるか、意外に親しくなれそうかを判断し、今後の行動を考える → メタ認知的活動のコントロール
・生きづらさ解消の切り札は「メタ認知力」を高めること
メタ認知とは、自分自身の状況や心情などを、第三者的視点からモニタリングする能力のこと。
自分の問題点について自分で分析し、解決方法を自分で導き出すための手法。
幽体離脱をして、ナナメ上空から自分の様子を冷静に見ている感覚。
ネガティブな出来事、ポジティブな出来事に接した時、メタ認知を使って自分の心をモニタリングしていくことが、精神的な安定へとつながる。
・「メタ認知的知識」は自分自身の行動を修正するベースとなる経験や知識のこと
かつて困った経験が蓄積され、自然とある行動をとることがある。
こうした行動のもとになるのが、メタ認知的知識。
メタ認知的知識は、日常を通して無意識の学習によって蓄積されていく。
メタ認知的知識が蓄積されることで、日々の生活の中での問題発生を防ぐような行動へと修正が進む。
・「メタ認知的活動」は、蓄積したメタ認知的知識をもとに、自分の日常的な行動を修正していこうとする活動
メタ認知的活動は、具体的な行動として現れるため、メタ認知的知識と違って、自分で自身で実行するか否かをコントロールすることができる。
メタ認知的活動ができているどうかを確認する行動(モニタリング)によって精度を高めていける。
・第一印象が変わりにくいのは、人間が持っている基本的な思考が関係
自分に都合のいい情動だけを集め、自身の考えを否定するような情報を軽視するという傾向は誰にもありがち。
それが、自分では正しいと思っている印象の修正を阻害。
・メタ認知を使って人間関係を改善する手順
①相手に対して嫌な印象を出しているが接触は避けられないと考える → 認知
②精神的に近づきすぎずに接する方法を考える → メタ認知的知識
③自分がつらくない程度で、その方法を試しながら接する → メタ認知的活動
④自分のつらさや相手の反応を評価する → モニタリング
⑤もっと距離をとるか、意外に親しくなれそうかを判断し、今後の行動を考える → メタ認知的活動のコントロール
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