『明日からきっと自信がつくコツ きれいな字のひみつ (小学生のコツ(4))』
(青山浩之 著)
https://amzn.to/3rAWmzE
・すき間を均等にするときれいな字になる
・脳内文字が紙に書かれる
・きれいな字を意識する
・文字トレ 直したいところは自分で見つける
・直したいところは2つまで
・Z運動で書く速さをきたえる
・すき間を均等にするときれいな字になる
人の目は、知らず知らずのうちに字の線だけではなく、線と線の隙間の大きさも見ていると言われている。
線の左右や上下にできるすき間の大きさがちがうと、字の形がくずれているように感じてしまう。
このことは、視覚心理学という学問で研究されている。
・脳内文字が紙に書かれる
実は、手だけで字を書いているわけではない。
頭(脳)の中に入っている字の形を書いている。
人が字を思いうかべるとき、言語野とちがう部分がはたらいている。
言語野より、ちょっと後ろの部分。
この部分に字の形が入っていると考えられている。
脳に入っている字がきれいな形ならばきれいな字が書けて、くずれた形ならばくずれた字を書いてしまう。
・きれいな字を意識する
脳にある字は毎日、見ている字の形に入れ替わっていく。
くずれた字を見ていたら、脳の中の字の形はくずれていく。
自分の字をくずさない。
きれいな手書きの文字を見る。
きれいな文字を思い浮かべて練習する。
・文字トレ 直したいところは自分で見つける
①お手本を見ないで書く(試し書き)
②お手本と比べて、直したいところを見つけ、色ペンで印をつける
③直したいところを意識して練習する。このときお手本をなるべく見ない。ただし、難しいところは途中でお手本を見てもよい。
④よくなってきたと思ったら、1~2回、まとめ書きをし、最初と比べる。
⑤もっと直したいところがあったら、お手本を見て、確かめる。
⑥直したいところを練習する。直したいところがなくなったら練習はおしまい。
・直したいところは2つまで
直したいところが記憶に残り、ほかの字にも応用できるようになる。
・Z運動で書く速さをきたえる
指の早い動きを鍛えるのが「Z運動」
漢字を書くときは、ペン先をアルファベットの「Z」の字のように動かす場合が多い。
ペン先をすばやく「Z」に動かせるようになれば、少しずつ書くスピードが上がる。
四角い枠の中にZをたくさん書く。
コメント