掲示物に付箋紙を貼って保護者に読んでもらおう

学級経営

授業参観用の教室掲示

教室には、学年だより、学校だより、給食献立表、保健だより、図書館だより、などのたくさんの掲示物があります。

しかし、ただ何となく貼ってあるという感じで、子どもたちも熱心に見たり読んだりすることがありません。

これではちょっともったいないですね。
そこで、一計を案じます。

やり方

1 2cm×5cmくらいの大きさの付箋紙を人数分用意します。

2 子どもたちに1枚ずつ配ります。

3 配られたら、下敷きなどのなめらかできれいなところに貼っておくように指示します。

「これから、教室に掲示してあるプリントをよくみて、感想を書いてもらいます。
 例えば、給食の献立表について『焼きそばが大好きなので、おかわりを絶対したい』などと書きます。

 図書館だよりについて『今月はもう3冊も読んだ。今までで最高』などと書きます。
 どの掲示物について書いてもいいです」

4 このように説明してから、掲示物をよく見させ、どの掲示物について感想を書くかを決めさせます。

この時点で、子どもたちはいつも以上に掲示物をよく見ます。
掲示物ごとに人数を調べます。

集中している掲示物がありますので、5~6人を限度に他の掲示物に移れる人は移るようにお願いします。
最終的には多くてもかまいません。

5 感想を付箋紙に書かせ、自分の名前も書かせます。

6 付箋紙は授業参観の時間が近づいたら掲示物に貼らせます。
  前日に貼る場合は、落下防止のために一部をセロテープでとめます。

保護者は子どもたちの感想を楽しんでくれます。

[留意点]

付箋紙に書かれた感想が不適切なものにならないよう、事前のチェックは必ずします。できれば、誤字や脱字もチェックしておくとよいでしょう。

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