やり方
乱数を発生させるソフトやアプリを用意します。
1 黒板に子どもたちの座席を描きます。
座席には番号を振っておきます。
2 乱数発生アプリやソフトを立ち上げ、デジタルテレビに映します。
3 次のように説明します。
「今日の席替えは、パソコンでくじを引いてもらいます。パソコンのキーを押すと、画面がこのようになって(実演しながら)、最後に数字が出ます。その数字が自分の座席の番号です。ひとりずつここに出てきて、自分でパソコンのキーを押します」
4 列の先頭の子にじゃんけんをさせ、どの列からくじを引くかを決めます。
5 最初の子が前に出て、パソコンのキーを押します。
みんなが注目する中で、数字が決まります。
6 数字が決まったら、その座席にその子の名前磁石を貼ります。
7 こうして次々にくじを引いていきます。
8 最後の2、3人になったらじゃんけんをさせ、くじを引く順番を決めさせます。
9 いったん座席が決まったら、視力の弱い子や身長の低い子で見えにくい子の席を考慮します。
このことは、席替えの最初に子どもたちに告げておきます。
2、3回続ければ、当然の配慮になってきます。
ちょっとひと工夫
くじ引きのときは、全員が引くまでくじを見せませんでした。
今回は、全員で見ながら盛り上がります。
もしも最後まで分からないようにしたいなら、乱数と座席番号の対応表を別につくり、最後に見せます。
男女別々の座席にしたい場合は、男女別に行います。
[留意点]
・徐々に決まっていく途中で、気になる言動をする子がいたら、席替えを中止します(始めに告げておきます)。その場合は、まだこのような席替えができるほど学級が成熟していないということです。
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