高学年の日記のテーマはこれ!

学級経営

このごろ思うこと

私は週に1度のペースで子どもたちに日記を書かせていました。
毎日書かせていた時期もありましたが、次の理由でやめました。

・見るのが大変。
・子どもたちも書くことがなく、内容が薄くなる。

日記は何のために書かせるのでしょうか。
日記の目的は日常の記録です。

それは個人的なもので、他人に見せるものではありません。
他人に見せるものではない日記を書かせて、教師が読むというのは、日記本来の在り方に反します。

それならば、日記ではない文章を書かせればよいのです。
それで題名はいつも「このごろ思うこと」でした。

しかし、日常とまったくかけ離れたことを書くわけではないので、便宜上「日記」と言っていました。

日記の条件

私の書かせていた日記には次の条件がありました。

・プライベートなことは書かない。
・行動中心の「~をしました」という記録は書かない。
・自分の考えたこと、考えていることを書く。
・学級通信に載せる場合があるので、載せてもよい内容を書く。
・載せてほしくない場合は、その旨を書く。
・個人的な相談などを書いてもよい。

高学年になると、読み応えのある日記を書いてきますので、30人以上のクラスになると、読んで返事を書くにも時間が必要になります。

提出した日にコメントを書いて返すということを原則にしていました。
翌日返却よりも子どもたちの提出意欲が高まるからです。

ですから、比較的ゆとりのある曜日を選び、週1回だけ書かせるようになりました。

内容の濃い日記、相談ごとの日記などには、こちらも全力で返事を書きました。
1ページくらいは返事を書きました。

[留意点]

・最初のうちはなかなか書けず、子どもたちも悩みます。最初のうちはよい日記を紹介し、書き方を説明し、教室でも書いてみます。続けているうちに書けるようになってきます。

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