「忘れない蔵君」で忘れ物対策をしよう

学級経営

ぬいぐるみの名前

「忘れない蔵君」という名前のぬいぐるみです。
大きさが10cm~15cmです。

何のぬいぐるみでもかまいません。
しかし、できるだけかわいいのがいいです。

ランドセルに下げて帰る

どんなふうに使うのでしょうか。

「明日は必ずタオルを2枚持ってきてください。いいですね」
「はい。」

「忘れると図工ができませんから、必ず持って来てくださいね」
「はい。」

「そうは言っても、忘れるかもしれないと心配している人いますか?」
男児2名が挙手。

「では、二人にはこの『忘れない蔵君』を貸してあげましょう」
と言って、ぬいぐるみをランドセルに引っかけます。

「これで忘れませんね」

繰り返し思い出す効果

さて、下校の途中。

「なんで、ぬいぐるみ下げてるの?」
「これ、忘れ物をしないようにだよ」
「へ~」

家に帰ってから、

「そのぬいぐるみどうしたの?」
「忘れ物をしないように先生に借りてきたんだ」

「どういうわけ?」
「ん? これを見ると、あっそうだって思い出すから、忘れ物をしなくなるというわけ」

「へ~、おもしろいね。でも、ちょっと恥ずかしいね」
「ん~、そこがちょっとね。」

「そんなの下げなくても忘れ物をしないようにすればいいんじゃない?」
「まあ、それはそうなんだけど」

翌朝。

「あっ、忘れない蔵君がいるんだった」
「でも、ちゃんとタオルは入れたでしょ?」

「うん。ばっちりだよ」

[留意点]

・効果抜群ですが、無理矢理にランドセルに下げると嫌がる子もいます。
 意地悪と紙一重になってしまいますので、あくまでも希望を聞いてから行うようにします。

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