子どもたちの机に「ToDoリスト」をはろう

学級経営

仕事を忘れないために

このリストは先生が仕事を円滑に進めるためのものではありません。
子どものためのものです(半分は先生のためです)。

高学年になると、委員会の仕事やクラブの仕事が増えます。
その他にも、種々の行事の際に特別な係になって、通常の仕事の他にやることも増えてきます。

やることが多すぎて、よほどしっかりした子でないと、仕事を忘れてしまうことがあります。
担任もカバーできないほどです。

忘れても大きな影響のない仕事ならいいのですが、他の人に迷惑をかけてしまう仕事もあります。
例えば、昼休みに体育館に集まって打ち合わせをすることになっていたのを忘れてしまうとか、原稿の締め切り日を忘れてしまうとか。

そのようなことのないようにするために、「ToDoリスト」を作って、机の隅に貼らせます。

連絡を受けた時にメモする

まず、連絡を受けた時に、メモさせます。

朝の会で、
「今日の昼休み、準備係の人は音楽室前に集まってください」
と連絡をしたら、その場で準備係の子にメモさせます。

自分は忘れないから大丈夫、と思っている子にも必ずメモをさせます。

メモは、机の右上の隅か左上の隅にセロテープでとめさせます。
すると、折に触れてそのメモが目に入りますから、忘れることはほとんどなくなります。

目標も貼っておくとよい

こういうメモだけではなく、学期の始めに決める個人目標もメモして貼っておくようにします。

個人目標は普通は背面黒板にまとめて掲示したりします。
見栄えはいいのですが、すぐに忘れてしまいます。

メモして机に貼っておくと、常に目に入りますので、いつでも意識することできます。
それだけで目標が達成できることはありませんが、意識するのとしないのとでは差が出ます。

[留意点]

・あまりにもたくさんのメモを貼っておくと、今度はそのメモが気になって集中できなくなりますので注意が必要です。

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