すばらしい自主学習を印刷して配る
皆さんの学級でも、自主学習に取り組んでいることと思います。
この自主学習にも2通りあります。
・そもそもやるかやらないかが自由(やりたい子だけがやる)
・やることは決まっているが、内容が自由
というものです。
後者の場合、すばらしい自主学習ノートを仕上げて来る子と、いつまでたっても上達せず、ただ何か書いただけという子がいるのが普通です
このような場合、皆さんはどうしますか。
おそらく、後者の子に、もっと充実した自主学習ノートを仕上げるよう指導するでしょう。
でも、できれば前者の子にも、さらに充実した自主学習ノートを仕上げるよう意欲づけをしたいものです。
この両方を簡単に実現する方法があります。
それは優れた自主学習の○○○を配るという方法です。
何を配るのでしょうか。
それは・・・・・自主学習の「コピー」です。
そっくり書き写してもよい
優れた自主学習を印刷して、次のように説明します。
「これは、昨日の自主学習の中で、先生が最高にすばらしいと思ったものです。
今日は、この自主学習を真似してやってきてもいいことにします。
真似の仕方には2通りあります。
ひとつはそっくりそのまま写すという方法です。
これも悪くありません。
もうひとつは、項目とレイアウトを真似して、中味は自分で考えるというものです。
これも素晴らしい方法です。
もちろん、真似をしないでいつものように自分で考えてやるというのでもかまいません。」
印刷して紹介する場合は、名前は伏せておきます。
紹介されるだけで誉れになりますので、ますます意欲を高めます。
また、優れた自主学習ノートを何度も写すことで、よい学習にもなります。
[留意点]
・印刷では彩色までは分かりませんので、カラーコピーをして教室に掲示しておくとよいでしょう。
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