個別指導は教卓を上手に使おう

他教科

並んでいると質問がしづらい

授業中に次のように指示をすることがあります。

「廊下側の列の人から、順番にノートを見せに来てください。」
「問題が解き終わった人はノートを見せに来ます。」
「書けた人からノートを見せに来てください。」

すると、子どもたちが教卓の前に何人か並ぶことになります。
先生は並んだ子たちのノートを次々と見ていくでしょう。

この指示に問題があるわけではありませんが、この作業の最中に何か質問があって、先生に直接聞いてみたいという子がいた場合、その子は質問に来ることを遠慮せざるを得ません。

わずかの時間ですから待たせるのも可です。
しかし、三々五々子どもたちがノートを見せにいくような状況では、質問をするタイミングがつかみにくいこともあるでしょう。

教卓の左右を使おう

そこで、次のようにしてみてはいかがでしょうか。

   ○○○○○ ノートを見せに来る子の列
  ┌―┐
 先|教|
 生|卓|
  └―┘
   ○ 質問がある子

先生は教卓のところに立ちます。

教卓の左側(右側でも可)には、ノートを見せに来た子が並びます。
教卓の右側(左側でも可)には、質問のある子が並びます


こうすることで、質問をしたい子はいつでも自分のタイミングで、先生に質問をすることができます。
先生は、左側に並んだ子のノートを見ながら、質問に来る子がいれば、ノートを見ることを一時中断して質問に対応します。

[留意点]

・質問に対応している時間が長すぎると、ノートを見せに来た子の列が長くなってしまいます。質問に対応する時間はなるべく短くするよう心掛けます。

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