教室に入る前に読ませる
考えること、表現することに力を入れるのが昨今の学習ですが、覚えることも同じように大切です。
そして、覚えなければならないことは意外に多くあります。
でも、なかなか覚える時間はとれません。
宿題にしても覚えてくる子は限られています。
そこで、学校での隙間時間にいろいろな工夫をされているでしょう。
これもその工夫のひとつです。
下のように書いた画用紙を、教室の入り口の外側に貼ります。
子どもたちには
「教室に入る前に、必ず声に出して読んでから入ります」
と指示します。
子どもたちは1日に何度か教室を出入りするでしょう。
その度にこれを音読することになります。
漢字の音読が簡単
書いておくのは
・国語で新しく習った漢字
・算数の公式
・理科や社会の重要語句
などです。
分量は、漢字ならば10~15程度、重要語句なら10程度です。
1週間か2週間たったら画用紙を交換します。
読むのにそれほど時間はかかりません。
20秒前後だと思います。
それほど手間にはなりませんので、子どもたちも楽しく取り組んでくれます。
それに、数回読む打ちに覚えてしまい、入り口に来る前からそらんじていて、そのまま入って来るようになります(笑)
[留意点]
・漢字の場合は、読み仮名を画用紙の下の方に小さく書いておきます。上下逆に書いておくとよいでしょう。
・楽しみのひとつとして行い、これによる効果を大きく期待しないようにします。
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