『半分、減らす。:「1/2の心がけ」で、人生はもっと良くなる』(川野 泰周 著)
・「帰宅後の片付け」をルーティン化する
・生活習慣を変容させるのに平均「六六日間」を要する
・考えない片付けがコツ
・「結果的に」量が半分になる食事術ー食べるスピードを半分に落とし、その分、料理をゆっくり味わいながら、ていねいに食べる
・食べる前に、「五観の偈」というお経を唱える
・三〇秒だけでいいので、食前に「黙想」を
・「もう一杯」に歯止めをかける「都度買い」
・「帰宅後の片付け」をルーティン化する
手順を決めてルーティン化することで、いちいち「次、何をしよう。これ、どこにしまおう」などと考えなくていいようになる。
・生活習慣を変容させるのに平均「六六日間」を要する
二〇〇九年にロンドン大学で発表された研究結果によれば、人は個人的な生活習慣を変容させるのに平均「六六日間」を要することがわかった。
少なくともちょっとがんばって日常動作を変える試みを二か月か三か月、毎日意識して行えば、やがて自然な習慣として定着する可能性が高い。
・考えない片付けがコツ
常に同じ片付け動作を自動的に繰り返すことができるようになると、部屋に散らかっている物を自動的に半分ーどころかもっと減らすことができる。
・「結果的に」量が半分になる食事術ー食べるスピードを半分に落とし、その分、料理をゆっくり味わいながら、ていねいに食べる
とりあえずはじめの三口でいいので、ゆっくり、ていねいに食べてみる。
①目の前の料理をじっくり観察する
②一口、ゆっくりと口に入れる
目を閉じる
味がしみ出てくるのを楽しむ
これ以上できないほど何度も租借する
ゆっくり飲み込む
・食べる前に、「五観の偈」というお経を唱える
一には、功の多少を計り彼の来処を量る。
二には、己が徳行の全欠を忖って供に応ず。
三には、心を防ぎ過貧等を離るるを宗とす。
四には、正に良薬を事とするは形枯を療ぜんが為なり。
五には、道業を成ぜんがために応に此に食を受くべし。
・三〇秒だけでいいので、食前に「黙想」を
お経はちょっとハードルが高いという方は、食べる前に1分、それも長ければ三〇秒でもけっこうですから、目を閉じて、心のなかで、「いまからの大切な命をいただきます」。あるいは「この食事を通して、自分の体に栄養をいただきます」といったことをつぶやていからいただくとよいかと思います。
・「もう一杯」に歯止めをかける「都度買い」
まとめ買い、買いだめをしないためにどうすればよいか。
やはり「都度買い」をするという答え。
必要なときに、必要なだけ買う。
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