『泣いてる子どもにイライラするのはずっと「あなた」が泣きたかったから』(福田花奈絵 著)

本の学び

『泣いてる子どもにイライラするのはずっと「あなた」が泣きたかったから』(福田花奈絵 著)
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大変わかりやすく自分自身に気づくことができ、その結果、イライラから解放されやすくなると思います。
明快で分かりやすく腑に落ちる内容の本でした。

要点

・イライラするのは、あなたが「こうしなければダメ」「こうしてはダメ」だと思い込んできたことを、子どもが堂々とするから。
・イライラによって「そうしてしまう自分」「そうできない自分」を「こんな自分はダメだと否定している(自己否定)」ことに気づく。
・「こんな自分はダメ」という思い込みは、多くの場合、母親から愛されたいという思いから生まれている。「こんな自分では母親から嫌われてしまう」
・自己否定が多くて強いと、生きることが苦しき悩みが尽きない。
・変えるべきなのは子供ではなく、なにもかも悩みにしてしまう自分自身のとらえ方。
・「(子供への)イライラ」を「私自身の幸せ」に転換する。
・自分が「ダメ!」だと思ってきたことに対して許可を出す。
・子どもをお手本にして「やってみる」だけ。

・イライラするのは、あなたが「こうしなければダメ」「こうしてはダメ」だと思い込んできたことを、子どもが堂々とするから。

「どんなときに、どんなことで、イライラするのか」という情報は、自分が幸せに生きるためのヒントになる。

必死になって自分を監視して、守ろうとしている自分ルールを、子どもが目の前で破るからイライラする。

・イライラによって「そうしてしまう自分」「そうできない自分」を「こんな自分はダメだと否定している(自己否定)」ことに気づく。

こんな思い込みをもっているかも。

「人に迷惑を掛ける私はダメ!」「ワガママを言う私はダメ!」「人に頼る私はダメ!」起こったり泣いたりする私はダメ!」「周りの人と同じようにできない私はダメ!」「ガマンすることができない私はダメ!」。

・「こんな自分はダメ」という思い込みは、多くの場合、母親から愛されたいという思いから生まれている。「こんな自分では母親から嫌われてしまう」

幼い頃の母親とのかかわりの中で「悲しさ」や「さびしさ」を感じたとき、「こんな悲しさはもう二度と味わいたくない」と思った。

そして、「こんな私はダメ!」と思い込んだ。
「こんな私」にならないように、いつも自分自身を監視してきた。

・自己否定が多くて強いと、生きることが苦しき悩みが尽きない。

人は、「こんな私はダメ!」という縛りがあればあるほど、生きているだけでとっても苦しい。

それは、自分自身への否定を繰り返しているから。

・変えるべきなのは子供ではなく、なにもかも悩みにしてしまう自分自身のとらえ方。

自分への否定を減らし、子どものありのままを受け入れ、ただ私自身が幸せであればいい。

私が幸せならば、子どもは幸せ。

・「(子供への)イライラ」を「私自身の幸せ」に転換する。

①「私は、どんな子どもにイライラするか」に目を向ける

②「こんな私はダメ!」と自分自身を否定しているということに気づく

③「こんな私であること」をゆるしたり、気持ちに寄り添ってあげたりする

④「こんな私はダメ!」だと思っていることを、勇気を出してやってみる(子どもをお手本にする)

自分が「ダメ!」だと思ってきたことに対して許可を出す。

子どもをお手本にして「やってみる」だけ。

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