困る!プリントの落とし物
帰りの会でプリントを配りました。
さようならをする頃になって、ある子が
「先生、プリントが落ちていました」
と、配ったプリントをもってきました。
「誰か、プリントを落としたよ。誰?」
と聞いても分かるはずがありません。
大切なプリントで、確実に保護者に渡さなければなりません。
「みんな、自分のプリントがランドセルに入っているか確認して!」
さようならどころではありません。
子どもたちは座り直して、プリントの確認です。
「プリントがない人、誰ですか?」
ここまでやって、ようやく、プリントのない子が分かりました。
ここまでに数分かかっています。
と、こんな経験を皆さんも何度かしているのではないでしょうか。
プリントに出席番号を書かせる
こういう面倒なことにならないよう、いつの頃からか、プリントを配付したら、すぐにプリントの右上か左上のコーナーに、自分の出席番号を書かせるようになりました。
名前を書くのは手間がかかります。
番号なら1~2秒で書けます。
あっという間です。
番号が書いてあれば、プリントが落ちていてもすぐに持ち主にもどります。
番号を書くのを忘れる(笑)
始めたばかりの頃は、番号を書くのを忘れてしまいます。
また、億劫がって書かない子もいます。
ですから、最初の頃は隣同士でチェックしたり、班長さんがチェックしたり、先生がチェックしたりします。
また、しばらくの間は、番号を書くように必ず声を掛けます。
これが習慣になるまで続けます。
[留意点]
・番号を忘れずに書くような子は落とさないものです。
落とすような子に限って番号を書いていません。(笑)
最初はこんなジレンマがあります。
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