スピードを上げて読む
「普通読み」を何度も繰り返してカードの読み方になれてきたら、ぜひ「スピード」読みに挑戦してみてください。
「スピード読み」とは、文字通りスピードを上げて読むことです。
カードを繰るタイミングを徐々に速くします。
普通読みに慣れてきたころ
「少しスピードを上げて読んでみるよ。しっかり声を出してくださいね」
と指示します。
カードを子どもたちに見せ、ちょっともったいぶって間をとります。
子どもたちが「どうしたの?」という表情を見せた頃、
「始めます」
と言って、カードを繰ります。
スピードは「普通読み」の1.5倍速くらいです。
これはあくまで先生の感覚的なものです。
あまり速すぎず、しかし速くなったことが確実に分かるくらいのスピードです。
子どもたちを挑発してみる
終わってから、
「どうだった? 読めた?」
と聞いてみましょう。
子どもたちは自信をもって、ドヤ顔で
「読めた!」
と言うはずです。
そこで
「もう少し速くしても大丈夫?」
と挑発しましょう。
子どもたちも
「大丈夫。まかせて」
と応じるでしょう。
こんなふうにしてスピードを徐々に上げて読むことを楽しみます。
全員で読んだり、誰かを指名して一人で読んだり、グループ対抗で読んだりすると、さらに楽しくなります。
[留意点]
・カードを繰るのが難しくなりますので、先生も練習をしておきましょう。
・カードは読むまえによく切って、順番を変えましょう。
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