『怒り・イライラをすっきり整理! 感情コントロールがうまくいく101の方法 (わが子のメンタルケアシリーズ1)』(イーズ・ベイティ 著, 伊藤 理子 訳)
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・子どもにとって家の中が安心できる場所であれば、外の世界もそれほどこわいところではなくなる
・二人きりで過ごす時間を作り出すことで、お子さんは自信と自己肯定感を高めて大きく成長する
・子どもが怒っているとき、子どもの感情をはねつけたり軽んじたりしないようにする
・ぬり絵がマインドフルネスの手法として定着してきている
・自分の自信を高めるような言葉を考えてもらい、自分自身をほめてもらう
・自分の心を落ち着かせるスキル
・レジリエンスを高める
・子どもにとって家の中が安心できる場所であれば、外の世界もそれほどこわいところではなくなる
子どもには、親は「自分の味方」だと思えることが大切。
お子さんを大切に思っていることを伝え、お子さんの話に真剣に耳を傾け、必要なときには抱きしめてあげてください。
こうすると子どもは、責められたり、ばかにされたりすることを心配せずに、家庭では自分の思いを安心して自由に話せるようになる。
・二人きりで過ごす時間を作り出すことで、お子さんは自信と自己肯定感を高めて大きく成長する
親子の信頼関係がより深まるように、他の兄弟姉妹と一緒にではなく、お子さんと1対1で向き合ってください。
一緒に過ごす時間を楽しむ、ただそれだけを考えて計画。
したことのないスポーツに挑戦、映画を見る、新しくできたカフェに行く、工作や手芸をする、お気に入りの場所を散歩する、など。
・子どもが怒っているとき、子どもの感情をはねつけたり軽んじたりしないようにする
「あなたのせいでイライラする」「落ち着きなさい」「叫ぶのをやめなさい」「駄々をこねるのはやめなさい」は言わない
「そんな言い方じゃ分からないから、もう少し落ち着いて話してみてくれる?」
「わがまま」「ダメな子」といった言葉で、子どもに恥ずかしい思いをさせないようにする。
子どもは、強い感情をどうにもできないでいる。
「もう少し静かなところで話そうか?」
「何ができるか一緒に考えよう」
・ぬり絵がマインドフルネスの手法として定着してきている
ぬり絵をしているときには、脳が1つの活動に集中するため、不安やその他のネガティブな感情が軽減されるとして、瞑想と同じくらいのリラックス効果があると考える専門家もいる。
・自分の自信を高めるような言葉を考えてもらい、自分自身をほめてもらう
自分をほめることは、自己肯定感を高める最適な方法。
台所や廊下にボードを掛け、お子さんに自分をほめる言葉を書いた紙を貼って、毎日読んでもらう。
自分をほめる言葉を紙に書き、箱に入れて貯める。
必要なときには箱を開き、読み返す。
自分をほめる言葉を使って歌を作り、一緒に歌う。
・自分の心を落ち着かせるスキル
前向きな言葉で自分を励ます。
呼吸法を実践する。
ストレスボールを使う。
冷たい水を手にかけてみる。
散歩に出かける。
座って、紙に気持ちを書き出してみる。
水を飲む。
・レジリエンスを高める
1対1の時間を多くもち、安心感や自己肯定感を高める。
マイナス感情を認識できるよう助け、そういう感情は異常ではなくやがて消えることを説明する。
子どもが問題を抱えたとき、すぐに解決せず、自分で解決する時間をあげる。
適度のリスクを負わせ、自分の判断を信じることを学ばせる。
ある程度の失敗や間違いは、人生で学ぶべきことの一部だと教え、どんなときもサポートをし続けることを伝える。
嫌な思いや失望を味わうことは避けられないこと、つらい状況が永遠に続くわけではないことを、受け入れられるよう導く。
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