騒々しい子への対応

ブログ

2024.05.14 発行
実感教育メルマガ2368号


ふざける子騒々しい子やクラスにどの
ように対応するかについては、私なら
こうします。

1 子供らに改めて話をします。

  授業を受ける態度はどうあるべき
  か、それがなぜ必要か。

このとき、子供を

「威圧」

します。

威圧とは「威力や威光などによって、
押えつけること。」です。

威圧するのはよろしくない、と管理職
も教委もマスコミも言います。

しかし、教育の場では必要なことだと
私は思います。



子供らを威圧することが苦手な先生の
場合は、

担任の先生や主幹の先生に助力をして
いただくのがよいと思います。

その場に一緒にいて、にらみをきかせ
てもらうということです。

担任の先生に現状を知ってもらうこと
も有効だと思います。




2 ふざける子の活動を制限します。

授業態度について話をしても、それで
もふざける子がいるかもしれません。

低学年では、大いに考えられると思い
ます。

「次に大きな声を出したり、騒いだり、
 歩き回ったりしたら、ここで座って
 いてもらいます。

 ほかの人が勉強するのに迷惑だから
 です」

と約束をして、

教室の隅にイスや机を移動して隔離し
ます。




これは事務的に約束をして事務的に遂
行します。

もしも問題行動が見られたら、授業を
中断し、その子のところへ行って、約
束を申し渡します。

感情的になったり、威圧的になったり
することはしません。

約束だからと、淡々と告げます。

その子は指示に従わないかもしれませ
ん。

その場合は、10回でも20回でも同じこ
とを淡々と告げます。

教室が静まりかえるまで続けます。




本当は、該当の子が席を移動するまで
続けることが大事なのですが、
(そうでないと、結局は許されると思
 われるので)

最近の子は、大人の指示に従わないこ
とがデフォルトになっている場合があ
って、難しいです。
(こういうところに、家庭の教育力の
 低下を感じます)




ですので、無理に席を移動させるのは
難しいかもしれません。

10回、20回、淡々と指示をして、他の
子が静かに見守る状況になったら、

授業への参加の仕方をもう一度、念を
押して、終了します。




もしも子供が素直にしたがって教室の
隅へ移動したら、

様子を見て数分後には元の席にもどし
ます。

隅の席では授業態度はいくらかはよく
なっていたはずですから、

そのことを認めてもどします。




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