『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』より

仕事術

『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(大平信孝 著)
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・行動力の源は「ドーパミン」というホルモン
・すぐやる人になりたければ、行動量を増やすことを意識する
・まず試しに10秒でできることから動いてみる
・先延ばししないポイントは前日に少し着手しておく
・「アンカリング(条件付け)」
・すでに習慣化していることの直後に、「新しく習慣化したいこと」をくっつけてしまうといい
・最も簡単にドーパミンを出し、天昇を上げる方法は、「エイ・エイ・オー!」などと叫びながら拳を突き上げること。
・気分がいいときは、物事のプラス面が見えやすくなり、気分が悪いときは、物事のマイナス面が見えやすくなる
・探し物も集中力を奪い、行動を妨げる原因。定位置を決めよう。
・中断した仕事をスムーズに再開するには、再開後、最初にとりかかる仕事をあらかじめメモ
・前日のうちに翌日朝一番にすることを決めて、メモしておく
・フットワークを軽くするには「自分が出す音」と「姿勢」を整える

・行動力の源は「ドーパミン」というホルモン

私たちの脳には「側坐核」と呼ばれる場所が存在する。

この側坐核が刺激されると、意欲を高めたり、楽しいと感じる「ドーパミン」というホルモンが分泌される。

このドーパミンが行動力の源になる。

このスイッチを入れさえすれば、誰でもすぐに動くことができるようになる。

・すぐやる人になりたければ、行動量を増やすことを意識する

行動の質は後回しにして、行動量を増やすことを意識。

そんなときに力を発揮するのが「仮決め・仮行動」というスタンス。

一歩踏み出して行動することで、側坐核が刺激され、ドーパミンが出る。

・まず試しに10秒でできることから動いてみる

10秒アクションの段階で失敗する人は誰もいない。

失敗しないからこそ、その後の行動につながる。

10秒着手してみてスムーズにいくのであれば、そのまま続ける。

10秒アクションの効果は、脳科学的に証明されている。

人間の脳は生命維持のため、できるだけ変化を避け、現状を居jいしようとする防衛本能が働いている。

一歩で脳には「可塑性」という性質があり、ほんの少しずつであれば変化を受け入れると言われている。

10秒という小さなアクションであれば、脳は変化に対応できる。

・先延ばししないポイントは前日に少し着手しておく

仕事なら前日の終業時、プライベートに関することなら就寝前に少しだけ着手したり、準備したりしておく。

これに2つの理由がある。

1つめは、行動に対するハードルが下がるから。

10秒アクションと同じで、ほんのちょっとでも行動することで、「未知」のことが苦手な脳に、この行動は「既知」であると思わせ、現状を維持しようとする脳の防衛本能に抗わずにすむようになる。

2つめは、物理的なアクセスタイムが短くならから。

事前準備が終わっている状態であれば、迷いなく動くことができる。

「面倒くさいな」「やっぱり今日はやめておこうかな」などと余計なことを考える前に動けるため、先延ばしにしてしまうことが格段に減る。

・「アンカリング(条件付け)」

同じ場所で同じ仕事をしていると、「喫茶店に行くと、執筆が進む」ということが徐々に脳に刷り込まれていく。

そして、同じ行動を続ければ続けるほど、その刷り込みが教科されていく。

すると、喫茶店に着くとすぐ脳が執筆モードに切り替わるので、スムーズに着手できるようになる。

行き当たりばったりではなく、「この場所では、この仕事をする」と決めて可能なかぎり実行してみよう。

・すでに習慣化していることの直後に、「新しく習慣化したいこと」をくっつけてしまうといい

歯磨きをした後に → スクワット1回

朝コーヒーを飲んだ後に → 日記帳を開く

ポイントは、すでに習慣化している行動の最後と、これから習慣化したいことの最初の行動を明確にすること。

歯ブラシを棚にしまったら → スクワットを1回する

・最も簡単にドーパミンを出し、天昇を上げる方法は、「エイ・エイ・オー!」などと叫びながら拳を突き上げること。

ほんの少し体を動かすだけでも、ドーパミンを出すことができる。

背伸びをする

座り直して姿勢をよくする

肩を回す

つま先立ちをする

その場で軽くジャンプする

自分の身体の一部(頬、肩、腕、太腿など)をたたく

・気分がいいときは、物事のプラス面が見えやすくなり、気分が悪いときは、物事のマイナス面が見えやすくなる

「気分一致効果」

1日のスタートを気分よく過ごすことさえできれば、日中何かトラブルが起こっても感時間で平常心を取り戻すことができる。

・探し物も集中力を奪い、行動を妨げる原因。定位置を決めよう。

机上や引き出しにある文房具、書類などのなかで使用頻度の高いものかた定位置を決める。

使用頻度の高いモノだけならそれほど負担はかからない。

定位置を決めてしまえば、「使ったら元に戻す」だけなので、リバウンドを防ぐこともできる。

・中断した仕事をスムーズに再開するには、再開後、最初にとりかかる仕事をあらかじめメモ

集中力は、1度途切れると、なかなか元には戻らない。

再開するにはコツがある。

再開後、最初にとりかかり仕事をあらかじめメモしておくこと。

・前日のうちに翌日朝一番にすることを決めて、メモしておく

着手に時間がかかるのは、何をするかが明確に決まっていないから。

頭の中で迷ったり考えたりしているうちに、時間が経ってしまう。

それを回避するためには、前日のうちに翌日の朝一番にすることを決めて、メモしていくことが有効。

・フットワークを軽くするには「自分が出す音」と「姿勢」を整える

自分の出したものであっても、乱れた音がすると、焦りやイライラが増幅してしまう。

音は波動なので、私たちの新進の状態に直接影響を及ぼす。

姿勢と心の状態はリンクしている。

その結果、行動に性出る。

うつむきがち、猫背、肩が縮こまっている、こんな状態では、なかなかスムーズに着手できない。

試しにおなかにグッと力を入れて凹ませて、両肩をストンと落とし、目線をちょっとだけ上にしてみる。

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