『また、怒っちゃったがなくなる本』(安藤 俊介 著)
・「怒りは我慢するべき」は間違い
・怒りは我慢するのではなく、受け入れる
・怒っている自分を受け入れる
・心を落ち着かせる6秒ルール
・「まあ許せる」のゾーンを広くする
・怒りの原因は自分の中にある。怒りの一次感情を理解する。
・身近な人にほど怒りが大きくなる
・人が一番強く怒りを感じる相手は、自分より少し下だと思う身近な人間
・イラッときたら、まず「ここ、怒るところ?」と自問
・何かしてほしいことがあるときは「MUST」だけで命令せず「WANT」「CAN」も入れて伝える。
・意識したいのは大きな声を出さないこと。
・丁寧な言葉を使うことを意識する。
・「怒りは我慢するべき」は間違い
怒りは自然な感情。
敵が現れたとき、身を守る力が必要。
それが怒りの役割。
怒りという感情が生まれると、アドレナリンなどの脳内物質が大量に出て、体がいつも以上の力を出せる状態になる。
そうして、私たちは危険に立ち向かい、生き延びてきた。
現代でも、自分にとって大切なものが危機にさらされたときに、人は怒りの感情を使って大切なものを脅威から守ろうとする。
怒りは身を守る防衛感情。
・怒りは我慢するのではなく、受け入れる
怒りをやみくもに我慢しないことが大切。
といっても、どんどん出して構わないということではない。
・怒っている自分を受け入れる
自分の中にあるライターを想像し、着火ボタンが押され、チカッと火花が散ったことを自覚したら「ああ、今私はイラッときたな」と思う。
そのとき「怒っちゃいけない、我慢しなきゃ、笑わなきゃ」と感じる必要はない。
こういうことをされたら、私は頭に来るんだよね。だって、そんなの納得できないもの、自分の気持ちを受け止める。
・心を落ち着かせる6秒ルール
・「まあ許せる」のゾーンを広くする
最初の一歩はイラッときたときに「それ、怒ること?」と自問すること。
それが、がんじらめになっている「べき」をゆるめるということにつながる
自分の価値観をゆるめ「自分とは違うけれど、まあこのくらいはいいか」と思えるほうが、怒りを感じることが少なくなるし、自分自身が楽になる。
・怒りの原因は自分の中にある。怒りの一次感情を理解する。
怒りを感じる背景には、必ず他の思いがある。
言わば、怒りは二次的な感情。
その怒りを生む元になる感情がある。
この一次的な感情を理解することで、自分の抱える怒りへの理解も深まっていく。
多くの場合、人は怒らなくてもいいことで怒っている。
怒りの原因は他人が作っているわけでも、社会が作っているわけでもない。
自分が作っている。
怒ってばかりで嫌になる、とため息をつく人は、周りの至らなさに不満を感じやすい傾向にある。
・身近な人にほど怒りが大きくなる
晴れない思いは、自分の中でずっとくすぶり続ける。
そしてその怒りを、もっとも自分が怒りを表現しやすい場所に持ち帰って発散する。
ほとんどの人にとって「もっとも怒りを発散しやすい場所」は家庭。
・人が一番強く怒りを感じる相手は、自分より少し下だと思う身近な人間
・イラッときたら、まず「ここ、怒るところ?」と自問
怒ることで変わらないことなら怒るのは無駄なこと
・何かしてほしいことがあるときは「MUST」だけで命令せず「WANT」「CAN」も入れて伝える。
・意識したいのは大きな声を出さないこと。
大きな声を出すと、自分の感情が高ぶってしまい、怒りが強くなるから。
大きな声で怒らないことが、怒りをコントロールする一つの手段。
・丁寧な言葉を使うことを意識する。
乱暴な言葉遣いは、自分の心に乱暴な影響を与える。
乱暴な言葉使いをするから怒りが増幅する。
怒っているときこそ丁寧な言葉遣いを心がける
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