授業中に出題する問題に、クラスの子の名前を入れると、それだけで子どもたちが意欲的になり、授業に活気が出ます。
クラスの子の名前と同じように、問題の中にある言葉を入れると、子どもたちが意欲的になることがあります。
それは何でしょうか。
それは、教室の中にある身近な物です。
例えば、黒板とか、給食袋とか、体操着入れとか、机とかイスとかです。
次のような足し算の問題を出したとしましょう。
ひろしさんは鉛筆を6本持っています。
あきこさんは鉛筆を7本持っています。
二人の鉛筆を合わせると何本でしょうか。
この鉛筆を教室にある物に変えてみます。
ひろしさんは給食袋を6つ持っています。
あきこさんは給食袋を7つ持っています。
二人の給食袋を合わせるといくつでしょうか。
どうでしょうか。
なんとなくおもしろくなっていませんか。
これを算数の時間に黒板に書くと、それだけで子どもたちがにこにこし始めます。
教室の前の黒板の縦の長さは1.2mあります。
横の長さは3.6mあります。
教室の前の黒板の面積を計算しましょう。
こういう問題でも、子どもたちは身近に感じてやる気が高まります。
名前も教室にある物も、
子どもたちの身近なもの
というところがポイントです。
身近なものを問題文に含めると、意欲が高まります。
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