机を90度回転させて向かい合う
授業によっていろいろな机の配置が考えられます。
これはそういう机の配置の一つです。
下図のようになります。
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|教卓|
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それぞれの机を、その場で90度回転させるだけです。
左側の子どもたちは左に90度回転させると、右側を向きます。
反対に右側の子どもたちは右に90度回転させると、左側を向きます。
普段の全員前向きの配置では、最前列の子や2列目の子は、自分の前にほとんど子どもたちがいません。
発言する際にも、子どもたちに向かって話すよりも、自然と先生に向かって話すことになります。
悪いわけではありませんが、話合いを行う際には、先生1人に話すよりも、学級全体に話した方が当事者意識をもつことができます。
そこで、互いの机を回転させて、中央に向けます。
誰もが半数以上の子に向かえる
このような配置にすると、誰もが少なくとも半数の子を視界の中にとらえることができます。
発言する際にも、半数以上の級友の顔を見て話すことができます。
また、互いに向き合う配置は新鮮でもあり、授業を新しい雰囲気の中で行うことができます。
[留意点]
・この配置のままで授業を続けると、中央付近の子は黒板が見づらくなり、板書の際の姿勢も悪くなります。時間帯を限定して行うとよいでしょう。
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