数字を聞いてメモさせる
聞く力を高めるために、聞いて書く練習をします。
先生が連続した3つの数(例386=さん・はち・ろく)を3つ続けて言います。
子どもたちは、最初の連続数を聞いたらそれをノートに書きます。
子どもたちが3つめの数を書くくらいのタイミングで、次の3つの数を言います。
子どもたちは3つめの数を書きながら、次の連続数を聞いていて、前の数が書き終わったら、次の数を書きます。
文章で説明するとややこしいのですが、やってみれば難しいことではありません。
先生 387 499 146 ←しゃべっている
子ども 3 8 7 4 9 9 1 4 6 ←書いている
上記のようなイメージです。
子どもたちは前の数字を書きながら、次の数字を聞いて覚える活動をしていることになります。
ワーキングメモリを鍛える
この作業がワーキングメモリを鍛えるようです。
同時に、聞く力も高まります。
ワーキングメモリが鍛えられ、それによって聞く力も高まっていくようです。
子どもたちが書き終わらないうちに次の数字を言いますので、そのタイミングが重要になります。
全員の子どもたちのタイミングに合わせることはできませんので、最初はゆっくりと行い、徐々に早くしていきます。
3つの連続数を3組言います。
これを1セットとして、1回に5セットとか6セットとかを行います。
終わったら、最初から数字を読み上げて、○付けをします。
徐々に早くしていくと、子どもたちのチャレンジ意欲を喚起しますので、楽しく取り組めます。
2~3分で行えますので、できれば毎日続けます。
[留意点]
・毎回全問正解できないのでは、だんだんと意欲も減退してしまいます。全問正解を目指す時とチャレンジする時を分けて、子どもたちの意欲が減退しないようにします。
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