『1分で心が震えるプロの言葉100』より

仕事術

『1分で心が震えるプロの言葉100』(上阪 徹 著)
https://amzn.to/40RlcvC

  1. 実際、仕事なんて大したことではないんですよ。(成毛 眞)
  2. 止まっている時計は、日に二度合う。(秋元 康)
  3. 石の上にも三年。ホント、昔の人は良いこと言っている。(石橋貴明)
  4. 心が折れないようにする方法は、何のためにここにいるのかをはっきりさせることです。(岸田周三)
  5. 居心地の悪い場所に好んで行く。定期的に恥をかく。(為末 大)
  6. セットに入り、小道具さんの灰皿の盛り方で気づくんです。そうか、こんな役なのか、と。(役所広司 俳優)
  7. とにかく売り込めばいいと思っていたんです。これがいけなかった。(小出伸一 セールスフォース・ドットコム会長兼社長)
  8. 乱れた暮らしなんてしていれば、 すぐにそういう人間の顔になる。(松平健 俳優)
  9. 本当にそうなのか。どうしてそうなのか。常に、この2つを突き詰めていく。(日色保 日本マクドナルド社長兼CEO)
  10. 映画もアニメも主人公は落ちこぼれ。だからその活躍に社会は共感するんです。(谷尻 誠 建築家)
  11. 行動してみる前に考えても無駄です。行動して、考えて修正すればいい。(柳井正 ファーストリテイリング社長)
  12. これはどうしてカッコいいんだろう。何がそう思わせるのか。 いつも探ろうとしています。(佐藤可士和 クリエイティブディレクター)
  13. 優れたモノは無言語なんです。(佐野陽光 クックパッド創業者)
  14. 例えば、家に花を飾る。そうすると、花を飾るにふさわしい空間ができる。(舘ひろし 俳優)

実際、仕事なんて大したことではないんですよ。(成毛 眞)

所詮、仕事は仕事に過ぎないんです。

面白いことに、こんなふうに醒めている人間のほうが、まわりでも出世したりしているんですけどね。

だから、思い切ったことをすべきです。

逆張りもそのひとつです。

止まっている時計は、日に二度合う。(秋元 康)

例えば、ずっと前から延々とカスミ草だけを植えている人がいるとする。

自分の姿勢を決して曲げない。

でも、何年かに一度、カスミ草の大ブームが来て、この人は高い評価を受けるのである。

「一方、ただ流されて、ヒマワリだ、タンポポだと移ろう人もいる。

こういう人は、永遠に時代から5分遅れで走り続けるわけです。

一度も時間は合わない。

僕が今、就職先を選ぶとすれば、あえて最悪のところを狙うでしょうね」

石の上にも三年。ホント、昔の人は良いこと言っている。(石橋貴明)

辛抱です。

辛抱の先に何かが待っているかもしれない。

石の上にも三年っていう言葉があるけど、ホント、昔の人は良いこと言っている。

これは、何をやるにしても言えることだと思う。

努力も大事です。

だって、運とタイミングがそろったときに準備ができていないと、それに乗れないですからね。

心が折れないようにする方法は、何のためにここにいるのかをはっきりさせることです。(岸田周三)

「フランス料理では、ともすればスーパースターのようなシェフがイメージされがちです。

しかし、シェフ一人が活躍するのではなく、チームでいい仕事をすることが大事、というのが、バルボシェフの考え方でした」

そうすることで全体のレベルが上がる。

岸田さんはスタッフと同じ時間に出勤し、一緒に仕込みをすることから始めると語っていた。

一緒に仕事をしながら、自分が望むクオリティをしっかり伝えていく。

そうすることで、スタッ フの負担も減る。

少しでも長く休んでもらえる。

こうしたチームの考え方が、店のクオリティ 向上につながっていったのだ。

居心地の悪い場所に好んで行く。定期的に恥をかく。(為末 大)

「追い込まれる状況から逃げがちな人が多いことですね。

自分の能力の限界まで出す機会は、限られた人にしかない。

それでは自分の限界がわからない。

限界からリカバーするシステムも作 れない。

もっといえば、自分の弱さにも気づけない」

「危機を自ら望むのはおかしいですが、危機が起きそうな場所に飛び込んでおくことは重要。

『リスクを取らないリスク』について意外と語られていない気がします」

セットに入り、小道具さんの灰皿の盛り方で気づくんです。そうか、こんな役なのか、と。(役所広司 俳優)

「でも、実際にセットに入ると、そうか、こういう人だったのか、と気づかされることが多いんです。

例えば家具の配置だったり、本棚に置かれている本だったり、灰皿の盛り方だったり。

監督やスタッフは、そこまで想像してセットを作ってくれている。

それまで自分で考えていた 役の色がちょっと変わって見えてくる。

その瞬間が僕は好きなんです」

とにかく売り込めばいいと思っていたんです。これがいけなかった。(小出伸一 セールスフォース・ドットコム会長兼社長)

「このスタイルを徹底しました。

入り込んでお話をお伺いして、課題を自分なりに考えて、解決するための提案を繰り返していく。

何度も何度も。そうするとやがて、お客さまのほうから、だったらこういうシステムを提案してくれ、という声が上がるんです」

乱れた暮らしなんてしていれば、 すぐにそういう人間の顔になる。(松平健 俳優)

アドバイスもほとんどしない勝さんの数少ない指導のひとつが、将軍らしく遊べ、だった。

主役に抜擢された後、安い居酒屋で飲んでいると、激しく叱責された。

「将軍役なんだから、もっといいところで遊べ!

安い店に行っていると、それが演技に出る。

借金してでも高級店で飲め、と」

本当にそうなのか。どうしてそうなのか。常に、この2つを突き詰めていく。(日色保 日本マクドナルド社長兼CEO)

「経営に不可欠な視点は、極論すると2つしかないと思っています。

本当にそうなのか。

どうしてそうなのか。

常にこの2つを問い、突き詰めていく。

すると、だいたいの問題について答えは見えてきます」

映画もアニメも主人公は落ちこぼれ。だからその活躍に社会は共感するんです。(谷尻 誠 建築家)

「きっかけは、映画もアニメも主人公は落ちこぼれだったことです。

落ちこぼれが活躍するから社会は共感して涙するし、仲間も増えるんです。

コンプレックスは武器にしてしまえばいい」

行動してみる前に考えても無駄です。行動して、考えて修正すればいい。(柳井正 ファーストリテイリング社長)

「失敗もたくさんしました。

でも、致命的にならない限り失敗はしてもいいと思っていました。

やってみないとわからない。

行動してみる前に考えても無駄です。

行動して、考えて修正すればいい。

それが人生だし、それが商売だと思っているんです」

これはどうしてカッコいいんだろう。何がそう思わせるのか。 いつも探ろうとしています。(佐藤可士和 クリエイティブディレクター)

「例えば、カッコいい商品に出会ったら、やっぱり考えるんですね。

これはどうしてカッコいいんだろう。

何がそう思わせるのだろうか、と。

そこには、ちゃんと理由があるんです。

売れ ている秘密は何か。

どんなものでも、いつも探ろうとしています。

それはとても面白いことなんです。

僕にとっては、趣味みたいなものかもしれない」

優れたモノは無言語なんです。(佐野陽光 クックパッド創業者)

「優れたモノは、無言語なんです。

説明が必要なサービスというのは、やはりレベルが低い。

いくら美しくても、ここをつかんでください、なんて書かれたコップを使わないでしょう。

美しさを重視したから説明ありで我慢しろ、こっちが大変だから説明させろ、というのは極めて傲慢な考え方なんです。

何も説明なしで機能が果たせる。

それを目指さなければいけない」

例えば、家に花を飾る。そうすると、花を飾るにふさわしい空間ができる。(舘ひろし 俳優)

「無駄に思えることを、もっとやってみるべきだと思うんです」

こうも語っていた。

例えば、家に花を飾る。

そうすると、花を飾るにふさわしい空間ができ、そこにゆとりが生まれる。

「一見無駄に見える“遊び”への飢えと感覚を、これからもずっと持ち続ければ、面白い人生を送れると思う」

コメント

タイトルとURLをコピーしました