2枚の写真を比べて違いを見つける
今回は、A・B二つの写真を比較して、その違いに気付かせるという練習です。
よくある間違い探しと、活動そのものは似ています。
比較的違いの分かりやすい例を挙げてみましょう。
例えば、縄文土器の写真と弥生土器の写真を見比べて、その違いをノートに書かせるとします。
子どもたちは、
・装飾の違い
・形状の違い
・表面の違い
・用途の違い
などに気付くでしょう。
他にも、
・昭和時代の農業の写真と現代の農業の写真を比べて、その違いを書かせる。
・雪の多い地方の住居の写真と雪の少ない地方の住居の写真を比較して、その違いを書かせる。
・ハチの写真、アリの写真、クモの写真を比較して、違いを書かせる。
など、いくらでも比較させることができます。
1枚の写真を現在と比べて違いを見つける
現在の自分のたちの生活との比較ならば、写真は1枚でも可能です。
子どもたちがだんだんと違いを発見することに慣れてきたら、少し難しい課題にも挑戦してもらいましょう。
・タオルと手ぬぐいの違い
・トラックと貨物列車の違い
など、やや似ているものの違いを、個数を指定して指摘させます。
また、「発見した違いからわかること」を考えさせると学習に深く結びついていくことも多くなります。
[留意点]
・慣れるまでなかなか書けない子がいます。慣れてきても書きにくい課題もあります。結果にこだわらない方がよいでしょう。
・独創的な発見をみんなで楽しむくらいの気持ちで行います。
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