給食の待ち時間には読書をしよう

学級経営

読書で静かに過ごせる

給食の配膳の時間はけっこうにぎやかになりませんか?

低学年・中学年ではよく、黙って姿勢よくしているグループを日直が呼んで、呼ばれたグループから給食を取りに行くようにしていますね。
それはそれで静かになっています。

しかし、高学年でのこの方式はやや幼稚っぽい感じがします。
6年生が、名前を呼ばれたいがために、姿勢を良くして黙って待っているのはどこか滑稽です。

私は、配膳のときに当番以外の子たちに読書をさせています。
配膳のときに読書をさせてから、配膳がすごく静かになりました。
また、席を離れる子もいませんので、配膳がすごくスムーズになりました。

自分の好きな本や図書室で借りた本を読んでいます。
高学年ですから、図書室にはない手持ちの本を読んでいる子もします。
好きな本を読むというところがポイントです。

配膳はグループの代表者がする

また、配膳はよく行われているように、各自が取りに行くという方式ではありません。
グループの1人が、グループ全員の給食を用意します。

だいたいは4人分ですから、4回列に並んで用意します。
他の子は席を離れず読書を続けています。
この配膳当番は1週間ごとに交替します。

このようにすると、動いている子はグループ1名ですから、大変スムーズに動けます。
時間もあまりかかりません。
他の子は読書に集中していますから、非常に静かです。

また、給食が食べ終わって時間がある子も読書をしていいことにしています。
もちろん、グループの子とおしゃべりをしていても構いません。
そこは各自の自由です。

[留意点]

・読書用の本は必ず自分の机の中か、図書袋に入れて机の横に掛けておくようにさせます。

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