カードはリズミカルにめくる
フラッシュカードはスムーズにリズミカルにめくった方が、子どもたちも読みやすくてよいと考えています。
私は次のようにめくっています。
1 利き手(めくる方の手)の親指に滑り止めのゴム(指サック)を装着します。
こうすることで、画用紙がスムーズにつかめます。
2 左手を開き、その上にカードをまとめて立てます。
このままでは倒れますので、ややうしろに傾け、裏側から親指で支えます。
3 右手でカード全体を上からつまみ、一番後ろのカードだけを上に引き抜きます。
1枚だけ引き抜くのは難しいように思えますが、右手親指に装着した指サックのおかげで、全くスムーズに引き抜けます。
4 引き抜いたカードは、他のカードの上部にしばらく掲げ、子どもたちによく見せます。
1秒前後です。
このわずかの時間ですが、子どもたちはカードを事前に確認できます。
5 引き抜いたカードを、他のカードの一番前に落とします。
落とすという感じで動かすのがよいように思います。
最後のカードを「落とす」タイミングで、子どもたちはそのカードを読みます。
こうすると、声をそろえて読むことができます。
カードを見せる位置にも気をつける
カードは先生の胸の高さくらいが操作しやすいと思います。
先生によって身長に差がありますので、どの高さにすると全員からちゃんと見えるか、子どもたちに確認してください。
カードを引き抜いた時に、画用紙を透かして文字が見えます。
ですので、子どもたちが正しく読んでいるかどうかは、いちいちカードを見て確認しなくても分かります。
練習すれば、すぐにできるようになります。
[留意点]
・この方法で行うためにも、カードには厚みがあった方がいいです。
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