教師は「感情労働者」なんだなあ…

ブログ

2024.04.17 発行
実感教育メルマガ2352号

1年生が2クラスずつ、遊具の遊び方の
説明をするというので、一緒に校庭に
出ました。

一方のクラスについて回っていたので
すが、

そちらのクラスが早めに終わり、校舎
にもどりました。

もうひとつのクラスはまだ遊具で遊ん
でいましたので、

そちらのクラスについて見守ることに
しました。

鉄棒のところで見ていると、女児がや
ってきて私を見上げ、

「だれのおじいちゃん?」

Oh! No!
なんだか二重のショック!

おじいちゃんだというのは事実ですの
でいいのですが、

面と向かって言われるというのは、凄
まじい破壊力があります。

これは体験した人でないと分かりませ
ん。

さらに、私が学校の先生ではなくて、
そこらにいる年寄りだとしか思われて
ないということが分かり、

それも結構な破壊力がありました。

いやあ、子どもは残酷だ。笑

給食は3年生の教室で、一緒に配膳を
して、一緒に食べて、片付けをしてい
ます。

今日も、4時間目が終わって職員室に
もどってエプロンに着替え、

三角巾をかぶって3年生の教室に向か
いました。

もう4回目なので、子供らも私の顔を
覚えてくれたようです。

ある女児がにこにこしながら近づいて
きて

「あっ、給食のおじいさんだ!」

Oh! No!

まあ、子供らはジョークで言っている
ようなので、破壊力はやや低減してい
たのですが、

いやあ、子供ってホントに残酷ですね。

つくづく、教師は感情労働者だなあと
思います。

子供、保護者、同僚、上司、地域住民
と、

こんなに多くの人と接触して、しかも
良好な対応を当然のように求められま
す。

自分を抑えながら相手をするってのは、
ストレスフルになって当然です。

たとえ、全部の人間関係が良好でも関
係ありません。

良好な人間関係にするためのストレス、
良好な人間関係の中にもあるストレス、

そういうもので疲れていきます。

気づかないうちに疲れていきます。
体以上に精神が疲れます。

自分を労いましょう。


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