読み方の練習をしよう
新しいフラッシュカードを読み始める時には、読みの練習をするとよいでしょう。
練習を通して次のことを確かめます。
・文字の読み方
・文字を読むタイミング
文字の読み方が分からなくては読めません。
もっともフラッシュカードを全員で読んでいるうちに、読めない子も読める子の読み方を聞きながら覚えますので、不都合はあまりありません。
それでも、多くの子が読めない、読みにくいこともありますので、確認をしておくことは良いことです。
また、カードによっては多少長い単語もありますので、それらをどのタイミングで読むかを確認しておくことも、カードをリズミカルに読むためには必要です。
具体的な練習の仕方
以前書きましたが、フラッシュカードはリズミカルに読んでいくことが大切です。
方法です。
1 先生がカードを持って子どもたちの前に立ちます。
「先生の後に着いて読んでください」と指示します。
2 1枚目のカードを繰って上げます。
カードを上げるタイミングで先生がそのカードを範読します。
3 先生の範読の後に着いて子どもたちが読みます。
子どもたちが読むタイミングでカードを落とします。
こうすることで読み方と読むタイミングが分かっていきます。
これを何度か繰り返せば、読み方もタイミングも身に付いてきます。
4 慣れてきたら、先生の範読はせずに読みます。
徐々に小声で範読したり、口パクだけにしたりして、タイミングをつかませてもよいです。
ところで、だいたいのカードは一息に(1拍で)読めますが、長い単語は読めません。
リズミカルに読むための練習が少し必要になります。
長い単語の場合、2拍か4拍で読むとリズミカルに読めます。
[留意点]
・先生もリズミカルに楽しく読みましょう。
・うまく読めなくてもおおらかに笑顔で読みましょう。
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